シャブリ地区でビオディナミを率先して導入した先駆者

ジャン・マルク・ブロカールは、ジャン・マルクが1973年にわずか0.3haの畑の状態からスタートし、現在では200haの自社畑を所有するまでに成長したシャブリの一大ドメーヌです。

現在はジャン・マルクと共に、次男のジュリアが中心となってドメーヌを運営しています。多数の大手の資本が存在するシャブリの中でも、家族経営を頑なに守り続けている稀有な存在です。

元来、シャブリは気温の低さや湿気の多さからビオディナミ栽培には向かないとされていた土地でしたが、当時は誰も取り組んでいなかったビオディナミを大きなリスクを承知で取り入れ、大きな話題となりました。当初10haからスタートしたビオディナミの畑は現在100haまで広がっており、1社によるビオディナミ畑としては、シャブリの中で最大と言われています。