シチリアを代表するブドウから造り出される赤

レ・ヴィーニュ・ディ・エリは、イタリアワイン界の革命児と称されるマルク・ディ・グラッツィアが、2007年に愛娘エレナ(愛称はエリ)のために設立したワイナリーです。パオロ・スカヴィーノ、ドメニコ・クレリコなどの気鋭のバローロ生産者を世に送り出し、「バローロボーイズ」のコンサルタントとして知られています。

ヴォルタ・シアーラは、カターニャ州、カスティリオーネ・ディ・シチリアの町のモガナッツィ地区に位置します。畑面積は0.5haで、1950年に植樹がされました。エトナ山の北斜面海抜650mにあり、黒い軽石を含む火山灰と火山岩から成る土壌でブドウが作られています。オークの樽で18カ月間熟成(33％新樽使用)した後、ノンフィルターで瓶詰されます。

柔らかく風味豊かで、芳醇な個性を感じ取ることができ、また年産本数が2800本と、大変稀少なキュヴェとなっています。