ポデーレ・ジオドは、イタリアの著名な醸造コンサルタントであるカルロ・フェリーニがトスカーナ州モンタルチーノ村に設立したワイナリーです。カルロは、1992年に醸造コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせると、瞬く間にイタリア各地で顧客を獲得し、成功を収めました。その一方で、彼は、自社畑のブドウでワインを造るというプロジェクトを長年温め続けてきました。数年かけて土地をリサーチし、2002年に銘醸地として名高いブルネッロに最良の土地を購入しました。畑の向き、標高、土壌の全てがブドウ栽培に最適な条件を満たしています。現在、6haの畑を所有し、サンタンジェロ・イン・コッレとサンタンティモの間にワイナリーを構えています。ワイナリーは、カルロの両親（GiovannaとDonatello）へのオマージュとして「GIODO」と名づけられました。

また彼は、仕事で訪れたシチリアのエトナ山と土着品種であるネレッロ・マスカレーゼに魅了され、シチリアでもワイン造りを開始しました。カルロは「品質に一切の妥協を許さない」という確固たる信念を持ってワイン造りを行っています。クローン選びをはじめ、栽培から醸造に至る各工程で最適な判断を下し、細心の注意を払いながら、エレガントでバランスのとれたワインを生み出しています。現在、カルロは娘のビアンカとともにワイナリーを運営し、彼の並々ならぬワイン造りへの情熱は次の世代に着実に受け継がれています。