モダン・バローロの造り手による飲み頃クリュバローロ！

ジョヴァンニ・コリーノは、ブドウ栽培農家だった父ジョヴァンニの跡を継いだ息子で兄のレナート・コリーノと弟のジュリアーノ・コリーノが、1987年にラ・モッラに設立したワイナリーです。「アルボリーナ」「ジャッキーニ」「ヴィーニャ・ポッツォ」などの銘醸畑を引き継ぎ、著名なバローロ・ボーイズの一人であるエリオ・アルターレなどの助言も経て、海外でも高く評価されるほどにまでになりました。現在は蔵元を分割し、弟のジュリアーノがワイナリーをワイナリーを運営しています。

アルボリーナは、ラ・モッラ村にあるバローロの銘醸畑です。もともとラ・モッラ村は、チャーミングな果実味と優しいタンニンを持つ優雅なバローロが造られており、更にはアンヌンツィアータ地区を始め、ブルナーテ、チェレクイオ、カーセ・ネーロなど大変優れた畑を抱えています。

こちらは、粘土砂質の畑から収穫されたブドウをロータリー・ファーメンター(回転発酵槽)によって短期間で風味と色を抽出し、新樽率70％のバリックを使用して造られるバローロです。

1998年のピエモンテ州は、前年の1997年に引き続き素晴らしいワインが誕生しました。約20年の年月を経て、飲み頃を迎えた熟成バローロをぜひお楽しみください。