熟成させることで複雑さが増すリースリング

アルクーミは、1971年にマーヴとジュディ・ラング夫妻によって設立。2010年にラング夫婦の娘であるサンディと彼女の夫のロッドが、高品質なブドウ栽培とワイン造りの伝統を守り続ける使命を受け、オーナーとして後を継ぎました。

西オーストラリア州南部のフランクランド・リヴァー地区にある自社畑のブドウを使用。冷涼な気候のため成熟期間が長く、ブドウの生育にとって申し分のない環境です。圧搾後は区画ごとに別々に発酵し、最も樹齢の古い1971年の樹から2003年の樹まで、様々な区画から出来たワインを微調整してブレンドしています。

外観は緑がかった輝きのある麦わら色で、レモンの皮や柑橘類の香りが広がります。冷涼気候を反映した繊細なミネラルのアロマも印象的。ライムやグレープフルーツの凝縮した風味が、引き締まった酸に支えられ、長い余韻へ続きます。

今飲んでもお楽しみ頂けますが、8〜10年熟成させる事により、更に複雑さを増した味わいとなります。