ジュヴレのスペシャリストが手掛ける白ワイン

ピエール・ダモワは、1930年にジュリアン・ダモワによって創業されたドメーヌで、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズの最大所有者としても知られています。所有する畑の95％がジュヴレ・シャンベルタンで、そのうち80％がグラン・クリュという恵まれた区画を所有しています。

こちらは、フィサンの村名区画に隣接した「レ・ラヴリー」の区画で造られる契約農家のブドウを使用しています。90％をステンレスタンク、10％を1600Lの大樽(新樽率50％)で発酵させ、樽にて18カ月間熟成させています。発酵に一部オークの新樽を使用することにより、バニラやトーストの風味が備わります。

よく熟したプラムのアロマやほのかにミネラル香が感じられます。しっかりとしたストラクチャーと非常に心地よいフレッシュ感を湛えた厚みのある味わいが口内を満たし、柑橘系果実を思わせるピリリとしたシャープな後味が広がります。