圧倒的なスケール感に包まれる芸術作品！

僅か6haの小規模零細ドメーヌから、世界的に著名な100ha超の銘醸畑を所有するクオリティネゴシアンに発展させたミッシェル・ラロッシュ氏は、ドメーヌ創業の際、グラン・クリュの畑を買うのではなく、3つのフルショームのキュヴェを造ることに強くこだわりました。並みいる特級畑よりも優れたワインができるとしてトップクラスの評価を得ています。

こちらは、北部のクリマであるロム・モールにある特別なリューディ「Ardillier」に、ラロッシュ氏の父アンリが1937年に植樹した、「シャブリの至宝」ともいえる樹齢75年の古樹から造られます。

ラ・フランスやアプリコットなどの果実、ミネラル、木樽のほのかなロースト香が調和した複雑な香りが広がります。よく熟した果実味に引き締まった酸、緊密なミネラルが合わさった優美さを湛え、味わいの中盤から海のミネラルが、伸びやかな酸と古樹由来の果実の凝縮したエネルギーとともに盛り上がり、圧倒的なスケール感に包まれます。