シプリアン・アルロー　ヴォーヌ・ロマネ　1er　プティ・モン　2021

限りになく特級に近い一級畑「プティ・モン」

デュジャック、リニエ、グロフィエなどトップ生産者が集中するモレ・サン・ドニにおいて、1942年から続く歴史あるドメーヌです。3代目となる当主シプリアン・アルローは、ドメーヌ継承から約10年という早さで、ドメーヌをモレNo.1の地位へと台頭させた「100年に1人の逸材」と言われています。

シプリアン・アルローは、これまでシプリアンが自ら農家の方々と栽培を行う「ヴィティカルチャル・ネゴース」のスタイルをとっていたネゴシアンビジネスの「エ・アルロー」プロジェクトがいよいよ円熟してきたことを受け、2019年より自らの名前をラベルに冠し、その品質を保証する、新しく生まれ変わったブランドです。品質もドメーヌものと変わりませんが、ノウハウや哲学、成功や喜びを共に分かち合い、農家へ還元したいという思いからネゴシアンという立場で畑を動かしています。

特級畑「リシュブール」の上部、そして“ブルゴーニュの神様”アンリ・ジャイエの伝説の一級畑「クロ・パラントゥ」の南側という絶好のロケーションにある、一級畑「プティ・モン」のブドウを使用しています。フレンチオークで14～18カ月熟成（新樽率20%）。平均樹齢60年の超古樹で、非常に凝縮感ある味わいを生み出します。

限りなく特級に近いこの畑からは、香り高く、豊かなミネラルとフィネスが特徴的で、熟成能力に優れたワインが生みだされます。