アリル　

ナパのカベルネの完成形

アリルは、オーナーのハーモン＆ジョアンヌ・ブラウン夫妻が2008 年に設立。ハーモン氏はスポッツウッドの社長を務めた経験を持ちます。彼が自身のワイナリーを造る際、小規模で高品質のワインを造るため、自社畑を含むいくつかの畑を探していく中で、樹齢130年を超えるザクロの樹がナパ・ヴァレーのブドウ畑の周りにあることに感銘を受け、ワイナリー名をみずみずしい果実の象徴でもある「アリル（仮種皮＝ざくろ）」に決め、テロワール、バランス、エレガンスを兼ね備えたワイン造りを誓いました。

ワイン・コンサルタントは現在フェイらのオーナーを務めるアレン・ジョーダン。ジョゼフ・フェルプス、ジャン・リュック・コロンボで修行を積み、帰国後、ネイヤーズ、マ ーカッシン、ターリー・ワイン・セラーズを経て、奥様の名前を冠したフェイラを設立。シラー、シャルドネ、ピノ・ノワールを造り、カリフォルニアのみならず、オレゴンでもワインを造り、高い評価を得ています。

アレン氏は、2008年サンフランシスコ・クロニクル紙のワイン・メーカー・オブ・ジ・イヤーに選ばれ、現在はフェイラの他にもいくつかのワイナリーのワインメイキング・コンサルタント、栽培管 理も務めています。彼が造るワインは、経歴のごとく様々なスタイルで変化に富んでいますが、芯にあるものは各品種においてバランスが取れたワイン造り。このスタイルがアリルの求めているものに合致しているのです。

アレン氏とともに造るワインは、価格以上の素晴らしい品質で、ナパのカベルネの完成形といってもいい逸品です！