最古のブドウ樹を所有する老舗ワイナリー

1903年にサントリーニ島で創業した老舗ワイナリーで、現在は4代目のマシュー・アルギロスが経営を取り仕切っています。150年以上の歴史を誇る島内最古のブドウ畑を所有しており、ワイン専門誌「ワイン＆スピリッツマガジン」において、ベストワイナリー・オブ・ザ・イヤーに2回選出された経歴があります。

ブドウ園は高度35～150mに位置し、また樹齢150年を超える島内最古のブドウの木を所有しています。ブドウは岩や玄武岩、石が劣化してできた浸透性のある軽石が多い火山灰質土壌で育ちます。土壌に土はなく、島全体にフィロキセラの影響もないため、接ぎ木されていない原木が残っています。熱く、乾燥した風が島内に吹いていおり、水分もとても少ない状態です。そのためブドウを保護するために、地面限界の位置に古いツルを格子状に枝編みしてバスケットの状態を作るという独特なデザインの栽培法を取り入れています。