初めて造られたヴァン・ナチュール！

ヴァインバックは、1612年にカプチン派修道僧により設立された歴史あるドメーヌで、二代目にあたるテオ・ファレール氏が亡くなった後、コレット夫人とその娘のカトリーヌとローランスが引き継ぎました。現在は長女のカトリーヌがドメーヌ運営を、息子であるテオ氏が栽培を担当しています。造り出されるワインからは、女性らしい凛とした華やかさが感じられます。

2019年がファーストヴィンテージとなるヴァン・ナチュール！　グラン・クリュであるマルクレンの東向き(Versant Est)の畑のピノ・グリを使用して造られることから名付けられました。太陽からのエネルギーをしっかり受けて育った健全なブドウを優しくゆっくり圧搾。無ろ過で、ごく僅かな亜硫酸の添加に留めています。

黄色い果実のフレーバーにバターやキャラメルのニュアンスが感じられます。力強いアタックで、まるみがありながらも繊細な酸が全体を引き締めます。ヴァインバックらしいナチュラルな果実味をお楽しみいただける1本です。