希少でユニークなオレンジワイン

マルク・クライデンヴァイスは、アルザスの地で300年以上もの歴史を誇りながらも、毎年変わるエチケットやビオディナミの導入、ローヌへの進出、長期マセラシオンやアンフォラにも挑戦するなど、常に前衛的な姿勢を見せるユニークな生産者です。

クロ・レブガルデンは、アンドローの中心部の緩やかな丘陵地帯に位置するわずか0.2haの区画で、2012年にゲヴュルツトラミネールへの植え替えが行われました。畑は高密植で、耕作は全て馬で行われています。軽く破砕したブドウは、大樽にて果皮ごと1カ月程度発酵・マセラシオン。その後一部マセラシオンしていないワインをブレンドすることで、味わいのバランスをとっています。

シャクヤクやタバコなどの複雑なアロマが感じられます。意図的に早摘みを行ったことで美しいフィネスがもたらされ、しなやかなタンニンが口内に魅惑的なストラクチャーを与えています。生産本数は1524本のみ！　アルザスの多様性に富んだ土壌の恩恵を受けた、希少でユニークなオレンジワインです。