並外れた口当たりの良さをもつ樽不使用キュヴェ

当主のティムが1970年代末に、ワインにおいて未開の地であったネルソンにブドウを植える場所を探し、ムーテリー･ヴァレーを見下ろす高台にその地を見つけたことから始まりました。ノイドルフとは、ドイツ語で「新しい村」を意味しています。

アッパー・ムーテリー地区の自社単一畑「ロージーズ・ブロック」にて、低収量で育成した25列目のブドウを使用。2019年は、暑く雨量が少なかっただけでなく山火事や干ばつに見舞われた大変な年でしたが、果実構成は素晴らしく、凝縮感と洗練さを兼ね備えたブドウが収穫されました。

「樽不使用で造るシャルドネ」への試みとして始められたこちらのワインには、アンフォラが25％使用されており、並外れた口当たりの良さが実現されています。ワイルドで風味豊かなハーブに縁どられた白い花の香りが食欲をそそり、香ばしいブリオッシュの風味と調和したムーテリーらしいミネラルと美しい酸が感じられる、エレガントで洗練された味わいです。