良質なミネラルと蜜のような風味が印象的な1本

ジャン・マリー・ギュファン氏は、マコンに本拠地を置き、自身のドメーヌギュファン・エナンを所有する他に、ネゴシアンとしてのヴェルジェも運営しています。

こちらは、1級畑ビュトーに隣接する区画のブドウから造られるキュヴェ。南東向きで、石灰分を多く含む急斜面に位置しており、毎年40hl/haと低収量です。水平型ステンレスタンクで12月中旬まで発酵。そのまま澱引きせず、バトナージュもせずに熟成を行っています。

金柑のコンフィのような魅惑的な香りが広がります。この区画の特徴である良質なミネラルの厚みが印象的で、シャブリらしいキリッとした味わいではなく、蜜のような風味が感じられる1本です。