格付けシャトーに劣らない高い品質の1本

シャトー・ラローズ・ペルガンソンは、歴史は16世紀まで遡る古いシャトーで、現在メドック格付に選ばれているシャトーと同程度の価格で取引されていた記録が残っています。1986年に現在のオーナーがシャトーを取得し、テロワールの力を引き出すべく投資を行いました。

1haあたり1万本の密植を行い、収量を落としてシャトーが目指す品質のブドウを収穫。2008年は直近25年のうちで最も遅い収穫開始となりましたが、9月に入ってからの好天で成熟が進み、厳格な選果を行った結果、収量は少ないですが素晴らしい品質のブドウが収穫出来ました。

かすかにオレンジがかった深いルビー色。小粒の黒系果実やチョコレートが混じる複雑なアロマに、いまだいきいきした酸とタンニンが感じられ、後味にはオークの風味を伴う鮮やかな赤系果実の余韻が残ります。