シャンボールの繊細さとエレガンスが凝縮した1本

ティエリー・モルテは故ドゥニ・モルテの弟にあたります。兄弟ふたり、父シャルル・モルテの元でワイン造りをしていましたが、1992年にシャルルが引退したため、4haの畑を譲り受けて独立しました。今日その面積は7.3haまで拡大しています。2007年からビオロジック栽培を導入しました。 丁寧なブドウ栽培と醸造により、どのアペラシオンでもとても水準の高いワインを造っています。 また、質の高い味わいにも関わらず比較的手が出しやすい価格を維持しており、コストパフォーマンスに大変優れた造り手です。

ジュヴレ・シャンベルタンとは対照的な、繊細でエレガントなスタイルの村名シャンボール・ミュジニィ。平均樹齢45年。新樽率30％で熟成が行われます。

スミレの花にラズベリーやチェリーなど赤系果実のアロマが上品に香ります。しなやかで柔らかく、甘やかな味わいです。コッコヴァンなど鶏の煮込みとのマリアージュもおすすめです。