柔らかく控えめな印象のピノ・ブラン

現当主パウル・フュルスト氏は、権威あるドイツワインガイド誌「2008ゴー・ミヨ」で「最優秀醸造家賞」を受賞した、ドイツを代表する生産者です。

醸造所のあるビュルクシュタットは赤色砂岩の土壌により、鉄分の多いミネラルに富んだワインを多く生み出してきました。これは、徹底した収量制限など、畑においての日々の作業の賜物といえるでしょう。

フランケン地方アストハイム村の石灰岩土壌のピノ・ブランを中心に使用。セバスチャンさん曰く、アストハイムの石灰質土壌はワインが柔らかく仕上がるそうで、ブルゴーニュ系白ブドウを少量のみ植えています。

1500～2400Lの大樽にて熟成。「ピュア・ミネラル」の名前の通り、クリアなミネラル感のある柔らかな味わいで、あくまで主張しすぎることのない控えめで綺麗な印象のピノ・ブランです。