鳥居平今村　柏尾山南方　2022

甲州ブドウ発祥の伝説的畑から造られるキュヴェ！

甲州ブドウ発祥の地として伝説が残る、大善寺の寺領である「柏尾山南方」。勝沼地区柏尾の中でも、特に優れた日照条件をもつ絶好の南向き斜面に位置しています。富士山からの冷たい風「笹子おろし」の恩恵を最も受ける谷の入り口にあるため、ブドウにはしっかりとした酸が残り、ワインに熟成力を与えます。

フリーラン果汁のみ、一晩低温でデブルバージュ。18℃前後でタンク内発酵し、3カ月間の熟成が行われます。

柚子や梨、スイカズラや白檀などの爽やかな香り。グリ品種の特性に加えて日照量が多いこともあり、白ワインながら赤い果実の風味を感じることが特徴的です。凛とした骨格をもち、熟した果実味にきりっとした涼しげな酸味、ミネラル感がバランスし、引き締まった余韻が柔らかに続きます。