本拠地フィサンらしい力強くエレガントな味わい！

1983年に当主であるフィリップ・ナデフにより設立されたドメーヌ。本拠地はフィサン村です。実家から受け継いだブドウ畑の多くが、ジュヴレ・シャンベルタン村の輝かしいアペラシオンばかりです。

フィリップは、修業時代に3年間シャンボール・ミュジニィ村のドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエで過ごし、畑の管理から醸造技術にいたるまで多くを学びました。そんな彼のこだわりは「良いワインを造る事が大切なのではなく、良いブドウを造る事が大切である。さらにそのブドウはその年の気候やその土地個性を反映したものでなければならない。」というものです。

フィサン村の北に位置するリュー・ディー「フィセ」と、そのほかのいくつかの区画のブドウをブレンド。フルーティで力強くエレガントなワインで、カシスなどの黒系果実のニュアンスが感じられます。堅固なワインが多いフィサンの中では早いうちから楽しむことができる、バランスの良い1本です。