親しみやすさを追求した調和的味わい

マッケンジー=ミューラーは、ロバート･モンダヴィで醸造責任者を務めていたボブ･ミューラーが、1989年に妻カレン･マッケンジーとカーネロスに興した極小規模の生産者です。2000年には、ワイン＆スピリッツ紙「エステート･ワイナリー･オブ･ザ･イヤー」に輝き、素晴らしい功績を残しています。

こちらは、最も親しみやすいスタイルを探していた時に生まれたブレンドで、気軽にワインをチョイスし、ワインを楽しむことができたらと造り始めたブレンドワインです。

カベルネ・フランのブレンド比率が高まった2015年は、フローラルな香りに包まれ、プラムの果実と爽やな酸が特徴的です。清涼感ある赤い果実がほのかに焦がした樽の風味に溶け込み、軽快なタンニンが全体をエレガントにまとめています。時間が経つと、徐々に丸みを帯びた口当たりとまとまりのある味わいが感じられます。