コート・ド・ニュイ最大の生産地ジュヴレ・シャンベルタン。ドメーヌ・フーリエはこの町を貫く国道74号線上にあります。
フーリエの特筆すべき点はまず樹齢です。1910年に植樹したクロサンジャック。1928年に植樹したコンブ・オー・モワンヌ。など。ジュブレィの3大一級畑のうち2つ(上記です)も所有
している所もすごい! 歴史の古いドメーヌなので、こういったBESTの区画を所有することができます。
ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サンドニ、シャンボール・ミュズィニー、ヴージョに9.5haを所有し、1級とグラン・クリュが所有面積の70%ほどを占める豪華絢爛なドメーヌでジェネリックは2haにも満ちません。
現在の当主は71年生まれの若き情熱家ジャン=マリー・フーリエ氏。5代目になる。ジャン=マリー氏はボーヌのワイン農業高校を卒業後、父の仕事を手伝いながらブルゴーニュ大学の醸造講座に通った。88年には半年間アンリ・ジャイエで研修、その後父を手伝いました。
93年オレゴンに渡りジョセフ・ドルーアンでアメリカのピノ・ノワール造りを学びます。94年の帰国後、父のジャン=クロード氏は「醸造するには早いうちからたくさん経験を積むのがいい」と、50歳の若さで引退し、23歳の若さで父の跡を継ぐことになりました。「40歳になってもオヤジが頑張っていて醸造を任せてもらえないドメーヌもある。自分は非常に恵まれている」と語ります。
父、ジャイエ、オレゴンと、様々な醸造・栽培を極めたジャン=マリーの行着いたワイン造りの哲学は「ブルゴーニュでは、テロワールを尊重すれば何も新たに付け加えるものはない」というもの。
追記:60年代の「フェルナン・フーリエ」時代には、「コート・ドール最高峰の造り手一つ」として一時代を築いた、大変な名声を誇るドメーヌでしたが、ジャン=クロード氏の時代は「フーリエ家の持つ畑は非常に良い区画ばかりで樹齢も高い」と言われつつもワインの評価は低くなってしまいました。それがまた今現在になって昔の名声を取り戻したと言っても過言ではありません!
参考:輸入元資料