
■ドメーヌの歴史
1630年からの記録も残るヴォルネー村で最も古い家柄のひとつ。
自社の23haの畑から造られる、父親の名前を冠した『ドメーヌ・ジャン・ボワイヨ』。現在の責任者、アンリ氏自身の名前でネゴシアン・ラベルとして出荷する『メゾン・アンリ・ボワイヨ』とふたつのラベルのワインを生産する。
赤ワインの生産はブドウ畑に因るところが大きいと言う理念のもと、後者は、一部の赤ワインを除き白ワインを主に生産 (契約農家より厳選した買い葡萄で) としている。
90年代より評価が向上し、ロバートパーカーのバイヤーズガイドでは、赤の生産者ジャンボワイヨとして白はアンリボワイヨとして共に★★★★★(最高の評価OUTSTANDING)の評価を授ける。
■ブドウ畑
ピュリニーモンラッシェ、ヴォルネイなどコートドボーヌ地区に23haの畑を所有。
リュットレゾネ(減農薬農法)を実践し、除草剤等は極力使わない変わりに入念な管理を行っている。特に収穫前に日当たりを確保する為の葉や枝の剪定と、グリーンハーヴェストを行い、収穫時には未熟果、病気の葡萄等の選果を徹底して行う。
ボワイヨ氏の徹底した選果には、ピンセットでひとつずつ不健康な果実を取りはずして収穫を行ったという実例があり「ワイン作りは料理と同じ、材料が良くなければ良いワインはできない。」というポリシーを反映している。
収穫量にこだわり、赤ワインは35hl、白ワインは40-45hl完熟した健康的な果実にこだわる姿勢が伺える。
「白葡萄は、きれいに早くプレス!」をもっとうに畑に選別用の選果車を乗り入れ、すぐ選果をはじめる。これは買い葡萄の契約農家にも徹底している
■ワイン作りへのこだわり
白ワインの熟成は通常使用される228Lの樽よりも、350Lの樽の方がワインと樽の接点面の関係でより良い熟成をする、との判断のもと樽会社に特注で樽を作らせている程のこだわりよう。出来上がるワインは凝縮した果実味と繊細でエレガントな風味を両立する。
赤ワインはヴォルネー村を本拠地に、自社畑のヴォルネー、ボーヌから産する。卓越した凝縮感は注意深いブドウの栽培と収穫の賜であり、01年など腐敗果が多かった年にはピンセットで収穫をした程のこだわりよう。
アンリ氏の常套句は、“あなたが朝市に出かけたとき、腐敗したサクランボやブルーベリーを買い、食べたいと思いますか?“で、ブドウ作りに徹底した潔癖主義を貫いている。
*ドメーヌ・ジャン・ボワイヨは2005ヴィンテージよりドメーヌ・アンリ・ボワイヨに名称変更となっています(生前贈与があったため)