伝統に甘んずることなく、日々研鑽をつむ実直なドメーヌ。
現在ドメーヌを運営するのはジャンの息子エティエンヌですが、彼の祖父ガストンの時代にドメーヌの頭角を現してきます。ガストンはその時代には珍しくディジョン大学で醸造学を納め、また1920年代初期にはニュイのアンリ・グージョらと共に元詰めもはじめています。そしてドメーヌは1959年以降は全生産量を元詰めしています。(納得のいかない年のものは樽でネゴシアンに売却)
クロ・ド・ブージョなどの特級は畑三ケ所を含む13ha強のドメーヌは、そのほとんどがボーヌとニュイを中心に広がり、また半分以上を一級畑が占めています。その畑では植え替えの際、ヘクタール当たり、1万2,000〜1万5,000本という強い密書区がなされ、また土壌の活性化が図られています。これらはエティエンヌが目指す、ブドウに備わる諸要素を出来るだけ引き出し、力強くしかも繊細さを兼ね備えた長熟なワインを生むための一環としての作業のひとつです。よりよいワインを有無ためには過去の技術にもこだわらず、1980年代半ばより積極的に試みてきた低温親戚も1990年代以降、慎重な態度を挑むようになりました。
伝統に安住することなく、理想のワインを追い求める、非常に好感の持てるドメーヌです。<輸入元資料より>