マディラ島は、ポルトガルの首都リスボンから南西へ900km、モロッコの西650kmの大西洋上にそびえ立つ標高1750mの緑豊かな亜熱帯の孤島です。 遥かローマ時代から知られていたこの島は、一時期イギリスの支配を経て、現在はポルトガルの自治領となっています。ヨーロッパでは古くからエキゾチックな保養地として親しまれ、「大西洋の真珠」という愛称をもっています。また、アメリカ大陸を発見したコロンブスが、インド航路探検の途上に寄港し、後に家族とともに暮らした島としても有名です。
大航海時代には大西洋航路の重要拠点として活躍、船団はこの島に立ち寄り特産のワインを積み込んでは長い航海へと旅立ちました。そしてワインは暑い船倉に揺られること数ヶ月、すばらしい芳香をもった美酒に熟成、やがて世界の3大酒精強化ワインの一つ、マディラワインとして世界に知られることとなったのです。
ヴィノ・バーベイト社は、1947年に設立された代表的なワイナリーで、マディラの中心地、フンシャルの西海岸に面した高い崖の上にあります。マディラ島では珍しい家族経営で、今なお頑なに伝統的な醸造法を継承し、膨大な原酒のストックをもとに、すぐれたブレンド技術で世界中に高品質のマディラワインを供給しています。現在のところ、自社葡萄園を持つマディラワインメーカーはなく、バーベイト社では、カマラ・デ・ロボス地区からティンタ・ネグラモーレ、マルムジー、ブアルを、サン・ヴィンセンテ地区からはティンタ・ネグラモーレ、セルシアル、ヴェル
デーリョなどを、契約栽培畑から安定的に供給されています。また、マディラワインのヴィジュアル・アイデンティティーといえる籐細工のカバーをかぶせたフラゴンボトルを初めて開発したのもバーベイト社で、1967年に日本に紹介されて以来、常に日本のマディラワイン市場をリードしています。
<エイジドヴァラエタルマディラ>
従来の数年熟成の「リザーブマディラ」との呼称を改め、熟成年数を明示した飲料用の高品質マディラの新呼称として「エイジドヴァラエタルマディラ」を考案しました。このページではそのマディラをご紹介しています!
<発酵について>
機械圧搾。アルコール度数96%のブランデーの添加により発酵を止める。
<熟成について>
11月に分離した澱を取り除いたワインを樽に移して自然に熟成させる。エストファ(加熱処理)は伝統的なカンテイロ方式。(アルアゼン・デ・カロールの最上階での加熱) 5年間樽熟成の後、最良のワインのみを選び、加えて5年熟成し合計で10年間熟成させる。
<カンティロ方式>
倉庫全体を熱くするエストファをアルアゼン・デ・カロールというが、時間と手間と場所が必要なこの方法が、優れたマディラワインを生み出すエストファの方法であるが、その中でも特に熱い最上階のみでエストファを行う方法をカンティロ方式という。これは、最高品質のマディラワインを造り出す伝統的なエストファの方法である。
<年間製造可能数について>
これら4種のエイジドヴァラエタルマディラは、本格製法の高品質なマディラワインであり、年間の製造可能数は、1アイテム当り200ケース程度と非常に限られております。
詳しくはバーベイトのHPをご覧ください。http://www.kinoshita-intl.co.jp/madeira1.htm
一番素敵なのは4種全部揃えてシュチュエーションに応じて飲み分けたいっ。それも半年以上持つから出来ちゃうんですねえ!!まだワイン好きにもさほど浸透していないマディラです。いち早く押さえてください!!!