スペインで一番有名になった男。それは、スペインワイン界の異端児、アンファン・テリブル(恐るべき子供)などと称される、テルモ・ロドリゲス。
バスク州の裕福な実業家の家にうまれたテルモは、リオハ・アラベサでレメリュリと呼ぶボデガも経営する父親の影響を受けて、ビルバオの大学を卒業すると、ボルドー大学醸造学部に留学しました。その後、ボルドーやローヌで修業、また世界各地のワイン山地も巡り、スペインに戻るとレメリュリの醸造責任者となりました。しかし、9年後の1994年に独立。
ボルドー大学時代の同級生であるパプロ・エグスキサとともにラ・コンパニア・デ・ビーノス・デ・テルモ・ロドリゲスと呼ぶ会社を興しました。 このパブロはボルドー大学時代に優秀な成績を収め、シャトー・ペトリュスで修業した際に醸造責任者のジャン・クロード・ベルーエに認められ、ドミナスでも醸造をまかされるなど経験をつんだ非常に優秀なエノロゴです。
他にも彼の下にいる4人の醸造スタッフは聡明感あふれる優秀な若者たちばかり。さらに収穫期にはフランスを含め、11人のエノロゴたちが世界各地からパブロのもとにはせ参じます。 この、醸造技術に優れた能力を発揮する右腕パブロとエノロゴ集団のバック・アップや、テルモ自身の土地やブドウの品質を見極める素質と現代的なマーケティング・センス、彼の情熱を理解し、信頼を寄せてくれる経験たっぷりな年上の生産者や栽培農家と手を組むことなどによって、今やテルモは「スペインで一番有名になった男」と言われるほど成功を収めたのです!
→テルモ・ロドリゲスとディナーをご一緒したWGまさきこの日記:「テルモは素敵!〜まずいワインの造り方は知らないぜ〜」
深いヴァイオレット、紫がかった輝きある色調。 干しブドウやプラム、熟したアメリカンチェリーのようなジューシで甘い香り。凝縮感のたっぷりあるワインです♪ もちろん酸もしっかりあり、さすがテルモ!素晴らしいバランスです。
品種:テンプラニーリョ95%、ガルナッチャ5% 赤:フルボディ アルコール度数:13.5%
黒みがかったルビーレッド。香りは強く開いていて、赤い果実の香りが鮮烈な印象を与える。つぶした苺やさくらんぼジャムのよう。軽い白胡椒のような刺激。酸は中〜やや低めで、毛足の短いビロードを撫でるように、なめらかに滑り込んでくる。タンニンは未だ若々しく、中〜アフターにかけて感じられるエスプレッソのような、はっきりと力強い苦味が心地よい。
まずいワインは造れない男、スペインの人気醸造家、テルモ・ロドリゲスの新作ワインが登場! こちら、ペガソは、樹齢100年以上のガルナッチャを100%使用しています。 とてもよい土壌と、畑に絶えずそよぐ風は、過酷な気候からぶどうを守り、成熟を遅らせてくれるために、見事なまでに熟したブドウの果実味が感じられます♪ しかし、熟す+ガルナッチャ(グルナッシュ)+スペインワイン、ということで、ものすごく濃いイメージが浮かび上がりませんか?! 騙されたと思って是非お試し下さい。鮮やかに裏切られます(>_<) これがグルナッシュ?!と思えるくらいの、エレガントさと優しい口当たり。 熟してはいるのですが、濃すぎて嫌味になったりせず、華やかで楽しい余韻がいつまでも口の中に残ります。 美味しすぎて、思わず何杯も飲んでしまいそうな危険なワイン!
「花、シロップ漬けの黄桃、メロン、洋梨のタルト、蜂蜜、エキゾティックなスパイスの香り。酸は控えめながら十分な量で。糖の高い果実から、突き通すような深い蜂蜜の風味へと変化していく。」(輸入元資料より)
香りは強く、快活な果実香と同時に、非常に対照的なグリルの香り。チェリーや木苺ジャム、プラム。そして黒胡椒、コーヒー豆。酸は控えめで果実の堂々とした甘みは爆発的! 力強く、逞しい。タンニンは決め細かくアフターの苦味もブラック・コーヒーのようで心地よいもの。
リオハでテルモが手がけるワインの中で、最も樹齢が高いブドウの樹から造られるワイン。当然トップ・キュヴェ! 樽醗酵を行った後、100%新樽のフランス産バリックで19ヶ月熟成されます。
「開くとブルーベリージャムやダークチェリー・パイのような果実香に、強い甘系スパイスの香り。クローヴ、ナツメグ、ココア・パウダー、生木の香り。温かみのあるタンニン。よく熟した果実。同時に主張の強い、素晴らしい酸があり、スタイリッシュな印象。アフターは細かいタンニンと共に心地よい辛みや苦味。」輸入元資料より
ここの畑を所有するのはエステバン家。砂混じりの小石や石灰質など異なる土壌に、ヴァソ仕立ての古木があります。マタヤーナの樹齢は60年。なんと足でプレスするというクラシカルな造りです。すべてトーマス・エステバン氏がさまざまな地質の最良の区画を選び、古い樹へと接木したものです。テルモによれば、トーマス・エステバン氏と組む決定をしたのは、「ブドウの価値が高騰した1998年に、惜しみなく品質の劣る実を摘房する姿を見て、ブドウの質を熟知した人物だと信頼した」からだそう。
香りは非常に強く個性的で、赤ピーマンのマリネ、メープルシロップ、黒い果実のジャムの香り。なめらかで美しいストラクチャー。タンニンは非常に細かい。よく熟した果実は凝縮され、充実感を与え、同時にバランスの良い酸も持っている。アフターにかけてタンニンと共に心地よい苦味を伴います。