そんなエステルハージ家ではもともと一族用としてワイン造りをしていました。17世紀後半には、オスマントルコ軍と戦う兵士にワインを存分に振る舞ったので、勝利したのは「うまいエステルハージワインの力」とまで言われています。1808年に工程の許可を得て初めて市場に販売を開始した、ウィーンでも屈指の古きケラーです。
ワイナリーのあるトラウスドルフは、オーストリアでも最も古く、しかも良質なワインの産地ノイジードラー湖エリアの一角。湖に向かって傾斜した土地は陽当たりがよく、昼夜の寒暖差があり、土壌がよいと、ワイン造りに最適の土地です。現在も、最上の風土が実らせたブドウを最高の設備で造る方針として受け継がれています。