ムーリス・ゾン・メドック ブルジョワ・エクセプショネル プジョーとシャス=スプリーンとモーカイユーの間には相当なライバル意識があるが、ほとんどの人は、年によって多少違いはあるものの、この3つがムーリの最上のワインと見ている。 プジョーは1544年に溯(さかのぼ)る古いシャトーのひとつで、その当時、このシャトーと周辺地域は、ラ・サル・ドゥ・プジョーと呼ばれていた。このシャトーは、現在テイユ兄弟によって経営されているが、この一族は1920年にプジョーを手に入れた。 プジョーのスタイルはムーリのワインの典型である。深みのあるルビー色で、タンニンが強い。また、若いときには収斂(しゆうれん)味があり、硬いこともあるので、最低でも6年から8年間置いて柔らかくし、熟成させる必要がある。 隣のシャス=スプリーンより熟成に時間がかかるが、非常に長生きする可能性を持っている。 1985年と1988年に飲んだ1928年もののすばらしい瓶は、プジョーがどれほど賞賛に値し、年月を経て価値が上がる可能性があるか、ということを証明してみせた。 プジョーは、ボルドーの新しいどんな格付けにおいても、第五級シャトーとしてランクされるのにふさわしいワインである。 作付面積: カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%