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■□━"winegrocery.com" presents━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ・ ・ ・ ・  ◇◆◇ワイングロッサリー通信◇◆◇ ・ ・ ・ ・ ・ 
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 〜VOL.169〜 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 ・ ・ ・ ・ ・ ・おいしいワインをお手軽に!・ ・ ・ ・ ・ ・ 
・ ・ ・ お買い得情報からワインにまつわるレアな小話まで!! ・ ・ ・
http://www.winegrocery.com ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002年 9月 5日発行━□■

     京都の老舗ワイン専門店【ワイングロッサリー】より、
  JSA認定ワインアドバイザーの西村真紀子がお届けいたします。
プロフィールはこちら↓
   http://www.winegrocery.com/other/staff.html

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9月になりたてですが、ボージョレ・ヌーヴォーの予約を開始いたします♪
 え?! まだそんな気分になれない? うんうん、わかります。

  だから、「買ってください♪」じゃなくて、これから秋にむけての
 「ボージョレ・ヌーヴォーについての基礎知識」ということで、読み物として
 お楽しみください;^^ 

  そして普通のヌーヴォーとは一味も二味も違う、飛び切り美味しいヌーヴォー
 もこっそりご紹介しちゃいます。


━1◆ワイン読本◆ボージョレ・ヌーヴォーってなーんだ?━━━━━━━━━━━
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 「ボージョレ・ヌーヴォー」。この言葉、今ではすっかりおなじみになりました
 よね。毎年11月になると、「初出荷されました」「新酒です」ということで、
 なんだか盛り上がってますもんね。でも世間では「味はたいしたことないらしい
 よ〜」ってな感じでしか認識されていないのもまた事実…。

 ★ ★ ★

  正確に言うと、フランスのボージョレ地方で作られた"新酒"のことです。
(「ヌーヴォー」とは、フランス語で「新しい」という意味なんですね。)ご存知の
 ように解禁日も11月の第三木曜日と決まっています。その日、今年に収穫した
 ぶどうで造ったワインを初めておろして、一年の労働の成果を喜び合おうという
 ことでしょう。フランスでは、そういうお祭り的な意味合いが強いようです。
 ちなみに今年の解禁日は11月21日です。

  とにかくボージョレ・ヌーヴォーもそういう感じで、
 純粋に「わーい、今年のワインだ〜♪」と喜ぶというのが一番いいんじゃない
 でしょうか?

 ★ ★ ★

  さて、ボージョレ・ヌーヴォーは、実は造り方が普通のワインとは違います。
 たいてい「マセラシオン・カルボニック」という特殊な製法で造られているの
 です。

  まず、収穫した黒ぶどうを縦型で大きな密閉式のステンレスタンクにいっぱい
 に詰めます。ただし、ぶどうの粒は破砕せずにそのままにしておきます。
 そして、炭酸ガスに数日間さらしておくというものです。その際、炭酸ガスを
 外から注入する方法もありますが、ボージョレ・ヌーヴォーの場合は、自然に
 発生する炭酸ガスに頼る方法を採ります。炭酸ガスが「自然に発生する」という
 のは、ぶどうをタンクに詰めたとき、その一部が勝手に潰れて醗酵するおかげ
 です。

  そんなこともあってか、ボージョレの人々は
 「我々のワインはマセラシオン・"カルボニック"(炭酸漬け)ではなく、
  マセラシオン・"ナチュレ"(自然漬け)だ」
  と言います。うーん、誇り高き人たち…。

  炭酸ガスにさらされてる間に、ぶどうは軽い細胞内醗酵を始め、細胞膜が
 破れやすい状態になります。これを圧搾し、その液を白ワインの場合と同様に
 さらに醗酵させ続けます。その結果、香りが非常にフルーティで、色がよく
 出ている割りにはタンニンによる渋味の少ない、フレッシュな味わいの赤ワイン
 に仕上がります。

  色がきれいでなおかつフレッシュで飲みやすい赤ワイン。これがポイント! 
 これこそがボージョレ・ヌーヴォーの特徴と言えるのですから。

 ★ ★ ★

  しかしそのせいか、渋くて濃い赤ワインが好きな人たちは
 「本格的なワインじゃないよね」と言って馬鹿にする傾向があるのです。
 でも、それこそがポイントなんですもんね。少し冷やして、白ワイン感覚で
 ぐいぐい飲むと、かわいらしい苺みたいな印象もありイケるんです!

 「ヌーヴォーなんて」と、はなからそっぽを向く人よりも
 「あ、今年はまだ飲んでないなー、ミーハーだけど一本買って今日飲もうっと」
 なーんて、かわいく呟く人の方が、私にはずっと魅力的に思えます。かくいう私
 もミーハー気分で、いつも2本ほど買ってしまいます。ヌーヴォーはヌーヴォー
 でも、とびきり美味しいものだってあるのです!

  実は一般にボージョレ・ヌーヴォーと呼ばれるものは、その製法の特殊さゆえに
 できれば年内に、遅くとも半年以内には飲んでしまわないと味が落ちてしまうもの
 なのです。これも要注意ポイント!ですね。

  そんな中で、ルイ・ジャド社のものは少々持ちがいいようです。
 実は、ルイ・ジャド社の"新酒"は「プリムール」という名で販売されるのですが
 これは、本来のワインと同じように造られているので、渋味もコクも若干ありま
 す。(「ヌーヴォー(新しい)」ではなく「プリムール(最初の)」だというわけ
 です。)WGでも毎年販売しているとお客様も覚えてくださって、「一番美味しい
 あのルイ・ジャドのやつをちょうだい」って言ってくださいます♪

 ★ ★ ★

  今年はそれに加えて、ボージョレ地区で数少ない、「有機栽培農法」でブドウを
 造っている、シャトー・ド・ボワフランのボージョレ・プリムールもオススメ。
 工業的に造られた多くのボージョレワインを嘆き、土壌改良に取組み、有機農法を
 取り入れたボージョレは、ガメイ本来の豊かな果実味と美しいルビー色で、ピノ・
 ノワールと見まごうかというほどの気品を感じさせます。


  もちろん、ボージョレ以外の地方や、フランス以外の国でも"新酒"は造られて
 ますし解禁日もまちまちです。でも、やっぱり私は、秋刀魚を食べないと落ち着
 かないのと同様に、"新酒"の中でもボージョレ・ヌーヴォーだけは飲んでおかない
 と落ち着きません…。なんでかなあ〜?


━2◆今週のお勧めワイン◆ヌーヴォーご予約お得セット♪━━━━━━━━━━
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  ワタクシおすすめのボージョレ・ヌーヴォーセットはいかが? 絶対美味しい
 ルイ・ジャドと、「有機栽培農法」の豊かな果実味で、気品さえ感じる素敵な
 シャトー・ド・ボワフランのプリムール!!

  もちろん11月21日が解禁日なので予約販売となります。21日に発送しますので、
 あなたのお手元に自動的に送られてくるってワケ。これで「あ、そういやまだ
 買ってなかった!」なんていう焦りから開放されますよ。
 「予約してるもんね〜♪」って、ネ! フフフ。


 ●ルイ・ジャド ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール  ¥3,200
 ●シャトー・ド・ボワフラン ボージョレ・プリムール   ¥2,200
    http://www.winegrocery.com/nshop/set/2002.htm

  2本セットでご予約の方には特別価格¥5,000! 
  予約締め切りは9月20日です!


━3◆食べるために生きているかも?!日記━━━━━━━━━━━━━━━━━
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 ●ゴーディショを飲んだ!!


  お鮨屋さんで、ミニワイン会をすることになりました。参加人数は4名。
 ワインは一人一本の持ち寄りです。何持って行こうかな〜、と事前にメールで
 打ち合わせします。

  ん? その中の一人から、急に返事が来なくなりました。あれれれ??
 仕事が忙しくてメール書く暇がないのかな? でも来る気マンマンで参加表明
 してたから大丈夫でしょう♪ と思いつつ、当日になっても連絡がありません。
 ちょっと心配になって電話してみました。・・・出ない!

  あれれ〜? どんどん不安になってきました。そうしてると他の参加者から
 体調不良による欠席の連絡がきました。うーん、残念! でも体調不良は
 しょうがありませんものね、と思いつつお鮨屋さんに向かいます。

  すると!!

  やはりお鮨屋さんにはもう一人がいるだけで、連絡が取れない友人は影も
 姿もありません。完全な行方不明です(笑)。しょうがないから二人で飲み
 はじめました。うーん、ワイン会っていうよりただのご飯食べですね。

  はじめにニコラ・ジョリィのクーレ・ド・セランの79年を開けます。黄色
 が強い! 褐色がかってない! 香りも全然キレイ〜! 酸がしっかり!
 20年以上たっているのですが驚くほど全く熟成していません。レモン風味
 なんですもの。あと20年ぐらい置かないと、熟成の片鱗も現れないみたい。
 本当に驚くべきワインです。煮あわびの柔らかーくミネラル大♪って感じに
 は合いますが、あと10年後ぐらいに開ければよかった。。。

  その後はラ・ターシェの隣の畑、レ・ゴーディショの88年。 造り手は
 Thierry Vigot-Battault。うーん、レアなワインです。そして今までワイン
 には嗅いだことのないような不思議な香りが・・・。はっきり言って、少し
 妙な香りです。しかし劣化しているというわけでもなし。むむむ???
 デキャンタすると、ワインに近くなってきます。

  鮪のヅケの握りを注文すると、「今日は○○の何年です」と言いながら
 握りをカウンターにおいてくださいました。そう、こちらは隠し味にワイン
 を使ってヅケにしてらっしゃるんですよね。しかしワイン臭さなんかはなく
 まったりと美味しいんです(●^o^●) あの出し方は、ワインバーでグラス
 ワインを頼んだときみたいで面白いなあ♪

  ゴーディショは最後の1杯が一番良かったです。クーレ・ド・セランも
 しかり。ああ、ワインって難しい。でもそこが楽しいんですけどね。

  ところで行方不明の友人は未だに消息不明。入院でもしてるのかな?

  皆さんの楽しいワイン日記を公開中! あなたも日記を書いてみてください♪
    http://www2.winegrocery.com/community/wg_other.cgi


━4◆編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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  ただ今、イタリアにワイン研修旅行中。本日はアスティに泊まって、
 明日はバローロ、バルバレスコでアンジェロ・ガイア氏とお会いする予定です。

  帰国しましたら、皆様により多くの情報をお伝えできるように頑張ります♪


                nishimura@winegrocery.com (西村)

  注)8/28〜9/9の間のメールの返信は9/10以降になります。ご了承ください。
    商品の受注・発送は通常どおり行っております。

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 ●ワイングロッサリー・ワインバー情報 
   http://www.winegrocery.com/other/bar.html
 
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◆ワイングロッサリー通信◆
編集・構成:西村真紀子(JSA公認 ワインアドバイザー)
提供・発行:株式会社ワイングロッサリー( http://www.winegrocery.com/ )
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