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・ ・ ・ ・ ◇◆◇ワイングロッサリー通信◇◆◇ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 〜VOL.168〜 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・おいしいワインをお手軽に!・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ お買い得情報からワインにまつわるレアな小話まで!! ・ ・ ・
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002年 8月29日発行━□■
京都の老舗ワイン専門店【ワイングロッサリー】より、
JSA認定ワインアドバイザーの西村真紀子がお届けいたします。
プロフィールはこちら↓
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皆様、ご機嫌よう〜(●^o^●) ただ今私は、ワイン研修旅行でフランスと
イタリアを訪問中。今はフランスのシャンパーニュにおります。
というわけで、本日はちょっと難しいけれど、シャンパーニュの、ワンランク
上のお話をしたいと思います。これさえ読めば、ヘタなソムリエよりは
シャンパーニュに詳しくなるかも?!
【1】ワイン読本 〜シャンパーニュ博士になろう♪〜
【2】今週のお勧めワイン 〜ピノとシャルドネを飲み比べよう!〜
【3】イタ車好きのワイン雑記帳 By東尋坊さん
━1◆ワイン読本◆シャンパーニュ博士になろう♪━━━━━━━━━━━━━━
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◆シャンパーニュ地方
シャンパーニュ地方はフランスの右上の方にある、ワイン生産地です。
この地方で造られたスパークリングワインのみが「シャンパーニュ」と名乗れる
のはご存知のとおり。しかし、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 一口に、「シャンパーニュ」と言ってもいいのか?! ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
というのが今回のテーマです。
何故なら、シャンパーニュはボルドーよりは狭いですが、ブルゴーニュよりは
広いのです。そんな広い土地をひとまとめに「シャンパーニュ」とだけ言っても
いいのでしょうか?
シャンパーニュ地方には324の村があり、グラン・クリュに認定されている
のはわずか17村、プルミエ・クリュでも40村です。それだけ広いということは、
地形にも差があり、エリアごと、村ごとは勿論、畑ごとに異なったテロワールが
あるのです。まさに、ブルゴーニュと同じです!
しかし今回は畑ごとの違いは置いておきまして、まず、シャンパーニュの
3大テロワールを整理しましょう。
◆3大テロワール
しかしグラン・クリュ17村やプルミエ・クリュ40村、ソムリエ試験のときに
呪文のように覚えたなあ・・・3大テロワールだって・・・、と回想はさておき、
わかりやすい覚え方を説明しましょう♪
シャンパーニュを造るのに、使用を認められているブドウ品種はたったの
3種類。シャルドネとピノ・ノワールとピノ・ムニエです。3大テロワールは
それぞれ、得意なブドウが違うのです。だからブドウ品種とひっかけて覚えれば
とっても簡単に3大テロワールが覚えられちゃいます\(^o^)/
◆まずはピノ・ムニエ!
どうして一番地味な存在、ピノ・ムニエからなの、って? 理由は簡単。
一番覚えやすいから〜♪ ピノ・ムニエは他の二つの補助品種として使用される
ために、どうしても地位が下に見られがち。しかし、かの クリュッグでさえ
毎年10%ほどは使用しているぐらい、優れた芳香性を持つのです。
そのピノ・ムニエが多く栽培されているのが、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ!
呪文チックな感じですが、「マルヌ川」の近くなのでヴァレ=渓谷、なんです。
まあ、正確な名前なんて覚える必要はありません。「川の近く」とだけ覚えて
ください。ここでどうしてピノ・ムニエなのか?
川が近いということは湿度が高く、霜の害も受けやすいために、開花が遅くて
収穫が早く、病害にも強いピノ・ムニエが育てやすんです。
◆シャルドネは白い
そして、シャルドネが得意な地域。ここはコート・デ・ブランというところ。
訳すと「白い丘」です。シャルドネは白ブドウだからそのまんま! はい、簡単。
「チョーク層」という土壌が、ミネラルたっぷりのシャルドネを育てるのです。
◆残りはピノ・ノワール♪
ランスという、大きな町のまわりは、モンターニュ・ド・ランスといわれる
地域です。こちらは赤ブドウのピノ・ノワールの栽培が盛んです。
整理すると、
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ヴァレ・ド・ラ・マルヌ(川) = ピノ・ムニエ ┃
┃ コート・デ・ブラン (白) = シャルドネ ┃
┃ モンターニュ・ド・ランス = ピノ・ノワール ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
てな感じ。ほーら簡単でしょ? で、だんだん疲れてきました? はい;^^
ではあとは、この地域のシャンパーニュを飲んでみましょう。シャルドネと
ピノ・ノワール。これらを飲み比べてみると、驚くほど違いがわかります!!
━2◆今週のお勧めワイン◆ピノとシャルドネを飲み比べよう!━━━━━━━━
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↓↓シャルドネ代表はこちら↓↓
○ドメーヌ・ギィ・シャルルマーニュ
グラン・クリュ レェルヴ・ブラン・ド・ブラン ¥5000
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焼く直前の食パンのような香りがして、本当にかなりすっきり。酸はこれ
以上ないというぐらい美しく、キレ味も見事。温度が少し上がるとふくよか
さも出てきます。しかしぜひ一口目は冷やして、見事なシャープさを体感
して欲しいシャンパーニュです!!
卓越した酸とミネラルから至上のエレガンスを表現しています。
シャルドネだけから造られた繊細さを実感できます!!!
↓↓ピノ・ノワール代表はこちら↓↓
●ドメーヌ・ガティノワ
グラン・クリュ アイィ・トラディション・ブリュット ¥5000
http://www.winegrocery.com/nshop/sp/gatinois.htm
アンボネイ村、ブジー村と並び、シャンパーニュ地方随一のピノ・ノワール
を誇るグラン・クリュ、アイ村で、年間生産量3−4万本という少数ながらも
最高級のシャンパーニュを生産しています。
この村にはリュイナールやボランジェ、クリュッグといったそうそうたる
シャンパーニュ・ハウスがありますが、特に優れた区画をガティノワも所有
しているのです。このシャンパーニュはそうした素晴らしい区画から生まれる、
至高のシャンパーニュです。
力強さに加えて最高のフィネスとエレガンスを備えた気品があります。
フランボワーズやチェリーのようなベリー系の香りと共に、薔薇のジャムの
ような素晴らしい芳香も漂います。飲んでみるとかなり濃い!のですが
フレッシュ感があるのでくどさは一切感じません。余韻も非常に長く、
ガティノワのピノ・ノワールの実力をうかがい知ることができます。
これはぜひ飲んでいただきたいシャンパーニュです!
━3◆食べるために生きているかも?!日記━━━━━━━━━━━━━━━━━
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今回は「東尋坊さん」の日記をご紹介! 独特の雰囲気で良い感じ〜♪
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●イタ車好きのワイン雑記帳 by 東尋坊さん
飲んだワイン:ファレスコ エスト!エスト!!エスト!!!
ディ・モンテフィアスコーネ 2001
最近は、2日酔いがひどくなっている。 1晩で1本はとても開けられない。
男にも、酒に弱くなる更年期があると最近知った。 クイズの解答者で有名な、
はらたいらさんもそうだったとか。そう云えば、はらさん最近の姿はかなり
老けている。私もそうなるのか。鏡を見たくない!
ということで、今回のこのワインも数日に分けて飲んだが、良い(?)発見を
した。
このエストを最初の一口を飲んだ時、目を見張り、しばらく飲み込めなかった。
まずいからか? いやそうではない。今までに経験の無い味わいだったからだ。
私の白の経験は、リースリングから始まったので、単なる辛いだけのものは
とても飲めない。 舌にピリッとくる辛さが、さわやかだったからだ。
シャルドネの悪いのになると、エグ味があって、1〜2杯で勘弁というものも
ある。 これは辛さの他に、ぶどうのエキスを感じるフレッシュな味わいがある。
色は透明に近いイエロー。 若い洋梨風の香り。
良い(?)発見をしたのは翌日以降だった。 辛さが抜けていて、まったり感が
出ており、辛さに隠れていた様に旨みが感じられるからだ。 本当は、気の抜けた
ビールならぬ酸化したワインで、ワイン通には許せないことでしょう。
このワインは、だし巻きで飲んだ時が旨かった。 他には、ピリ辛の中華料理が
合う。 辛口のさらりとした味わいが、口の中を洗い流してくれる。
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次の日にワインが変わるって嬉しいですよね。全然邪道じゃないですよ〜。
美味しく変わるワインは、それだけポテンシャルが高いということです!
今回東尋坊さんが飲まれたエストは、エストのイメージを変えるワイン♪
●美味しい「エスト」をぜひ飲んでください!!
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皆さんの楽しいワイン日記を公開中! あなたも日記を書いてみてください♪
http://www2.winegrocery.com/community/wg_other.cgi
━4◆編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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今回は長すぎ? ややこしすぎ? 皆様に嫌がられないか、ちょっと心配で
ございます・・・(~_~;) でも、あまり言われていないシャンパーニュの
テロワール、頭の片隅にでも置いておいてただきたいです♪
今度からシャンパーニュを飲むときに、「これはシャンパーニュ地方のどの
あたりのブドウから造られているの?」とソムリエさんやワインショップの方に
突っ込んできいてみてください。きっと嫌がられます(笑)。
そして、おすすめのシャンパーニュはぜひ飲んでいただきたい!
絶対〜! 美味しいから!! できれば2本飲み比べて違いを感じてください♪
nishimura@winegrocery.com (西村)
注)8/28〜9/9の間のメールの返信は9/10以降になります。ご了承ください。
商品の受注・発送は通常どおり行っております。
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◆ワイングロッサリー通信◆
編集・構成:西村真紀子(JSA公認 ワインアドバイザー)
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