注目の若手醸造家がリリースするミレジメ

クレモン・ペルスヴァルは、ジャック・セロスでの修業後、2010年に自らのドメーヌを設立した若手醸造家です。モンターニュ・ド・ランスの中心部、1級畑シャムリィ村から品質の高いシャンパーニュを生産します。

その品質の高さはリリース直後から話題となり、「次世代のジャック・セロス」として注目を集める存在です。

区画ごとに異なるミクロクリマが存在するシャムリィ村の中でも、特に細かなテロワールの違いがみられる区画を所有しています。主に3つの異なる土壌からなり、上部に粘土質土壌、そこから50mほど緩やかな斜面を下ると砂質土壌、さらに下方には、白色石灰を多く含む粘土石灰質土壌が表れます。生産量は少なく、フランス国内でも入手困難です。

こちらは丘の上部にある「レ・ルーロー」という区画のシャルドネのみ使用しています。1981年に植樹された最も古い区画で、粘土質土壌ですが、石灰含有量が多いのが特徴です。発酵は収穫毎にステンレスタンクで分け、木樽で12カ月熟成後、エナメルタンクでさらに11カ月熟成されます。2018年2月にデゴルジュマン。日本への輸入はわずかな本数のみ。貴重なミレジメです！