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マシャレッリ【グラッパ】

Masciarelli

アブルッツォが誇る偉大な業績を残したマシャレッリ

マシャレッリは、アブルッツォを代表する造り手として、今最大の賛辞を国内外から受けています。ジャンニ・マシャレッリは、両親からトレッビアーノとモンテプルチアーノを引き継ぎ、1980年代前半にはカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを植えました。

当時はアブルッツォ州の伝統からは、高品質ワインが生まれると思われていなかった時代でしたが、アブルッツォ州の地形と気候、地質と気温差はワイン造りに適していると確信し、「良いワインは、良いブドウから」の鉄則通り、畑の向上に努めます。そして1987年、生涯に渡り彼を助けることとなるマリナ・ツヴェティッチと結婚。

 

アブルッツォ州のモンテプルチアーノとトレッビアーノで世界に挑んでいくため、既に認知されている国際品種カベルネソーヴィニヨンやシャルドネから世界トップレベルのワインを生み出すことによって、世界の目をアブルッツォ州に向けようと志します。

フランスのバリック(225L)で熟成された、強烈なパワーを持つワインはマリナ・ツヴェティッチ・シリーズと名付けられ、1990年から品種ごとに販売されます。

そうしてマシャレッリの名が有名になり始めた90年代中頃には、ジャンニはよく醸造所を訪れた客に、自分のカベルネと、ボルドーの5大シャトーをブラインドで比較させていたそう。

こうしてイタリアの伝統手法と、フランスの現代手法、そしてジャンニの経験で造られたワインは、さまざまなワイン・ガイドで最高評価を連発! (1992年にヴィラ・ジェンマでガンベロロッソの初トレ・ビッキエーリ)。アブルッツォ州のモンテプルチアーノとトレッビアーノを世界に羽ばたかせるきっかけとなったのです。

妻マリナ・チヴェティッチが受け継ぐダイナミックな精神

またジャンニは文化活動やワインを広める教育にも貢献したいという思いで、2004年にセミヴィコリ城を買い取りました。

寒村に生まれた農夫の息子が、一代で400haを所有するまでになり、城を買い、文化事業に手を染めることは、多いなる努力を強いられたにせよ、夢の様なサクセス・ストーリーだったに違いありません。

しかしながら2008年、52歳の若さでセミヴィコリ城のオープンを待たずして他界します。 遺志を継いだのは、妻のマリナ・ツヴェティッチ。翌年2009年に一流ホテルとしてオープンし、アブルッツォの伝統を伝える料理が提供され、ジャンニの遺志通り、文化的活動、ワイン教育に関するイベントも行われています。

現在もマリナを中心とし、ジャンニがいた頃と同じスタッフが、醸造所と熟成庫を管理しています。ジャンニの強い意志や、独創性に富むダイナミックな精神は、マリナがしっかりと受け継ぎ、アブルッツォの素晴らしいテロワールのワイン伝えてくれているのです。

マシャレッリ Masciarelli【グラッパ】

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