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■SALE更新履歴:2009年5月20日

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HOME > フランス France > ブルゴーニュ Bourgogne > 生産者一覧 > ドメーヌ・ミシェロ Domeine Michelot

現在7代目を数えるミシュロ家は、17世紀末からブドウ栽培を始めました。当時は借地で、畑を所有し始めたのは3代目の18世紀末から。 1920年代後半に5代目がフィロキセラ後50年間放棄されていた土地にブドウを植え、所有地を拡大。ドメーヌに天気が訪れたのは50年代、6代目のベルナールが一大決心してワインをドメーヌ元積めにしました。ブルゴーニュでの先駆者となるこの英断はアメリカのワインジャーナリストに認められ、その後ドメーヌの評価をゆるぎないものとしました。 このベルナールには娘が3人おり、土地(畑)はすでにそれぞれに相続されています。Michelot Mere et fille は99年にドメーヌ・ミュシュロから独立した娘ジュヌヴィエーヴとワイン学校を卒業した孫娘が実家の向かいで経営。未婚でドメーヌの事務職ににあたる娘ともう一人の娘オディールの持分は今も栽培・醸造・販売をドメーヌ・ミュシュロ内で共有。現在の当主は娘婿(オディールの夫)のジャン・フランソワ・メストル氏。 そのジャン・フランソワ・メストル氏はサントネ村の出身。偉大なる義父の哲学と情熱を受け継ぎつつ、新しい醸造も導入しています。 例えば義父の代にはセラーの温度を上げて冬の間に終らせていたマロラティック発酵を自然にして長くとり、澱を選んで長い期間のシュール・リー状態で熟成してブドウのポテンシャルを最大限に引き出し始めました。そのため、長年ミシュロの欠点といわれてきた「時に強すぎる樽香」も、この長い還元状態によって克服しました。ジャン・フランソワは義父に反して樽材の管理もしっかりと行っています。 元来歴史が古く、ムルソーの中でも垂涎の絶好の区画ばかりをもつドメーヌだけに、ジャン・フランソワの新しい技術に義父から受け継いだ情熱と哲学が組み合わさり、数年のレンジでムルソー村の真のトップに踊り出るだろうと言われている注目ドメーヌです! ************************  ミシュロの歴史(ベルナール談をもとに) ピュリニィに接する『シャルム』『ペリエール』はムルソー1級の中でも別格。ミネラルが特に多いのか、長い熟成を経て本格化するテロワールでした。 『ミネラルが多くて』熟成に時間がかかるため、飲み手に理解されにくい時代があり、ベルナール・ミシュロ氏が、この当時をこう振り返ります。 父親から・・・ 「ネゴシアンが自分達のムルソー・ジュヌヴリエールをシャブリのグランクリュと混ぜて瓶詰めしている。ムルソーはうまくないって言うんだよ」という嘆きを聞いた当時30歳のベルナール氏は、「そんなこと言われるなら自分で売ってやるよ!」と元詰を始めたのだそうです。 『熟成に時間がかかる』のは悪いことではないが、改善するための工夫も必要。そこで、ムルソーワインで周りを見返してやるという気持ちも手伝い、 ・元詰めをして葡萄の状態を把握する、 ・樽を使うという事を思いつきました。それは功を奏し、アメリカのジャーナリストに認められ、瞬く間にミシュロの人気に火がつきました。ムルソーワイン、および、ドメーヌ・ミシュロ・ビュイソンの名を上げることに成功し、樽を使うことで売れたワインは、当然『樽』を使ったワインだと認識される様になりました。ここで現在皆さんが思っている、「 ムルソー = 樽 = ミシュロ・ビュイソン 」 という図式が出来上がりました。 バターっぽくて、こってりしていて、ボリュームがあって.....。 ⇒時代は変わり、醸造技術の進歩や世界的なワイン需要の高まりによって、ブルゴーニュワインも、よりそれらしさを求められるようになってきた昨今、テロワールを前面に出したワイン、土地の個性がようやく重要視されてきました。 皮肉な事に本来のミシュロの作っていたスタイルがようやく求められる時代になったのです。氏から代がわりをした『ジャン・フランソワ・メストル』氏は、樽に頼らず、葡萄の持つ果実味で勝負をするようになってきました。父(義父)の成功したスタイルでは無く、かつてムルソーが失敗したスタイル、柔らかい果実味で、みずみずしく溌剌とした酸が心地よい、テロワールを重視したスタイルへと変貌を遂げました。 アフターもミネラルや酸の厚みが主張するようになっていき、『葡萄のポテンシャルを引き出す』ことに重点を置き始めています。⇒変化した点 (マロラクティク醗酵)  自然環境の中、ゆっくりと時間をかけて行う様になった。エアコンも使用。以前は部屋を暖め、マロ醗酵を促進させていた。 (バトナージュ)  回数を減らした。⇒少しスパイスの風味が出る。 以前は回数多く、バターの風味が多かった。 (樽からタンクへの移行)  昔はずっと樽にいれていた。現在は果実味と樽の風味のベストのタイミングでタンクへ移行。 →WG西村のドメーヌ・ミシュロ訪問日記「ミネラル重視の真のムルソー!」はこちら
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