偉大な美しさを讃えた必見の2012年！

チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴナは、モンタルチーノの南端カステルヌオーヴォの小高い丘の上にワイナリーを構えています。現オーナーのジュゼッペ・ビアンキーニに引き継がれた1985年から一気に品質志向を強めている、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの最高峰です。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを代表する11.7haの畑「ピアンロッソ」は、標高240～360mに位置する痩せた粘土質土壌で、良年のみ素晴らしい骨格のワインが造られます。熟成は3年間のスラヴォニア産オークの大樽で行われ、8カ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。

イチゴやサワーチェリーなどの赤果実のアロマが広がり、口当たりはしっかりとしながらも滑らかです。熟したブラックベリーやラズベリーのコンポート、甘草、パイプタバコの風味があり、力強さとフィネスの両方を兼ね備えています。洗練されたタンニンが、このワインのストラクチャーを見事に形成しています。

2012年ヴィンテージは、ジェームス・サックリングが発表した2012年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノのトップ25で、第3位に選ばれ、97点の高得点を獲得しています。年産9.000本程の内、日本への入荷は僅か120本のみ！　偉大な美しさを讃えた味わいをぜひご堪能ください。