火山灰土壌が生み出す甘美で官能的な赤

バローロ革命をもたらした偉大なるマルコ・デ・グラツィア。シチリア州エトナに惚れ込んだ彼が、自らの畑をエトナに購入し、「地中海のブルゴーニュ」ともいえるほどエレガントなワインを造り出しています。

サント・スピリトの畑は、グアルディオーラの畑の北側に隣接しており、アルカンタラ・ヴァレーに向かって標高が少し低くなっている斜面に位置しています。土壌は火山灰土壌で、厚みのある香り、バターミルクのような濃密なリッチさ、バランスがよく柔らかさも備えた甘美で官能的なワインが生み出されます。

フレンチ・オーク樽(25％新樽)でマロラクティック発酵と18カ月間の熟成後、フィルターをかけずにボトリングします。

輝く、濃いルビーレッド色。熟した果実や甘いスパイスを思わせる上品で複雑味のある香りとリッチでまろやかな味わいで、お肉料理全般や熟成したチーズにとてもよく合います。